あおり運転は大変危険で逮捕者が出るなど、道路交通法に違反する犯罪行為です。
しかし、いまだにあおり運転をされたという人は多く、連日ニュースで動画を見る日も多々あります。
このようなあおり運転をする人の心理は一体どうゆう風になっているのでしょうか。
今回はあおり運転をする人の気持ちや感情といった心理についてご紹介したいと思います。
あおり運転する人の心理
ポイント
・マウント気質がある
・怒りっぽくてイライラしている、キレやすい
・損得 勝ち負け思考
マウント気質がある
あおり運転をしてしまう人の傾向でマウント気質があるという人がいます。
例えば、高級車に乗っているため、「自分のほうが格上だ」と思い込んでいる人が、軽自動車をあおるという事例や大きい車やトラック等の車体が大きい車を運転することによって、気持ちが大きくなりあおり運転をいてしまうという事例があります。
また、高級車はスピードが出やすく、あおってしまうという点でもあおり運転になりやすいということもあげられます。
このような心理では常に自分のほうが強い、大きい、上だというような優位性を示したい人に多く見られます。
・怒りっぽくてイライラしている、キレやすい
あおり運転をしてしまう人で怒りっぽくていつもイライラしている、眉間にシワを寄せているといったあまり近づきたくない人にもあおり運転するという傾向があります。
このような人はあおり運転だけでなくても、お店などで迷惑をかけているパターンもありますが、こういうタイプの人は非常に厄介ですね。
あまり関わらないようにするほうが得策です。
・損得 勝ち負け思考
すぐに怒ってしまう人で勝ち負けや損得思考で物事を考える人は周囲との競争意識が強い傾向があります。
なんでも勝ち負けで考えてしまうことで危険運転や攻撃的な行動をとってしまいます。
例えば、後ろから追い抜かれただけで、執拗に追いかけたり、合流で入れるつもりがないのに入られたとき等にイライラしたりするところから、発展することが多いです。
日頃からこのような考え方をしているため、特に運転する行為になった場合、閉鎖された車の中でこの感情が表にでやすくなっている為だと考えられます。
こころを落ち着かせて運転するためには
ポイント
・深呼吸する
・6秒ルール
深呼吸する
方向指示器を出さずに急に横入りしてきたら、イラッとしてしまう時、ありますよね。
しかし、ここは怒りを抑えて、大きく深呼吸することが大切です。
2、3回深呼吸をくり返してリラックス。冷静さを取り戻せます。
深呼吸は複式呼吸をしましょう。
鼻からゆっくり息を吸い込んで、お腹に空気をたまるイメージ。
ためた空気をゆっくり口から出し切っていきましょう。
6秒ルール
6秒ルールとは怒りのピークは長くても6秒といわれており、6秒ガマンすれば、破滅的な行動をおこしにくくなります。
例えば、頭に血が上り、腹の立つ出来事があったとしても、6秒さえガマン出来れば自然と怒りは消えていきます。
とにかく頭をからっぽにして、上記に記載した深呼吸と合わせて、6秒数えることだけに意識を集中させ、怒りを沈めてください。
まとめ
あおり運転する人の心理について紹介しました。
あおり運転してしまうということは怒りからくることがほとんどで、どのように怒りをしずめるかということが大切です。
常日頃からイライラしていたりすることなく、冷静に笑顔で余裕をもって日々生活していきたいものです。
是非、車を運転するときも、余裕をもって、ハンドルを握るよう心がけていただければ幸いです。