
あおり運転はいまやテレビやユーチューブ動画でよく見られると思いますが、非常に危険で恐怖を感じる行為です。
あおり運転を行って事件になり、逮捕される人も出てきています。
このようなあおり運転はあおり運転を行う人が悪いのですが、あおり運転をされる側の人も気をつけておかなければならないことも存在します。
今回はあおり運転に極力あわないような対策を紹介していきたいとおもいます。
あおり運転にあわないようにするには
ポイント
・車間距離を十分にとり、周囲に気をつけて運転する
・追越車線を走り続けない
・交通の流れに合わした速度で走行する
・こころに余裕をもって運転することを心がける
・車間距離を十分にとり、周囲に気をつけて運転する
あおり運転される場合で多いのは急な車線変更や合流時です。
また、ウインカーが遅いという場合もあります。
後ろを走るドライバーが「危険だ」と思ってイラっとし、あおり運転を始めてしまうというケースが多いと思います。
このような場合、あおり運転を受けるドライバーの不注意で合流し、後続のドライバーを怒らせてしまっています。
無理に合流したり、車線変更しないように注意しましょう。
・低速で追越車線を走り続けない
低速で追い越し車線を走り続けている人を時々見かけますが、追い越し車線ですので追い越しする場合を除き、走り続けることはできません。
このような場合は後続の車は追い越し出来なくなってしまいますので、あおり運転したくなくてもしているような状態になってしまいます。
また、後続の車が渋滞してしまい、大変迷惑になりますので、低速で追い越し車線を走るのはやめましょう。
・交通の流れに合わした速度で走行する
交通の流れに合わした速度で走行するように心がけましょう。
一般道路の速度60kmのところを30kmで走行してしまうと、後続の車にとっては遅い車になりますので、あおり運転のような状況になってしまうかもしれません。
あまりにも遅い速度ですと、渋滞の原因や後続の車の迷惑になりますので、注意が必要です。
また低速でしか走行出来ない運転技術になってしまっている場合、運転免許証返納や公共交通機関を利用するなど、他の移動手段をとられることをおすすめいたします。
・こころに余裕をもって運転することを心がける
運転中はこころに余裕をもって運転することが非常に大切です。
例えば、お店から出てきた車を入れてあげたり、1車線の道で対向車を先に行かせてあげたりする、ゆずりあいの精神で運転するようなこころ使いができれば、あおり運転に合う機会も減るのではないでしょうか。
また、前の車が信号の変化にきづかず、停車している場合も少し待ってあげるぐらいの余裕の気持ちで運転していれば、すべてにおいて安全運転につながります。
せかせか運転して、すぐにクラクションを鳴らすというような運転は是非やめておきましょう。
注意していたけど、あおり運転にあってしまった場合
ポイント
・とにかく道をゆずる
・追ってきたら、人が多い場所へ
・ドアをロックして外には出ない
・110番する
とにかく道をゆずる
あおり運転をうけているかなと思ったら、後続車に道をゆずって先に行かせましょう。
だいたいは急いでいる人が多いので、先に行ってもらえればそこで解決するでしょう。
あおられて怖くてスピードを出すのは危険です。
速度をゆっくり落として、車幅が広いところで先に行ってもらいましょう。
追ってきたら、人の多い場所へ
あおり運転をうけて、先に行ってもらおうと速度を落としたのに全然先に行ってもらえず、追ってきていて、なかなか離れない場合は人目が多いところに向かいましょう。
例えば、お店の駐車場に入ることやガソリンスタンドに入る等、人が大勢いる場所へ避難します。
ガソリンスタンドなら防犯カメラもありますし、安心です。
絶対に住宅や人のいない場所へ逃げないようにしましょう。
ドアをロックして外には出ない
追ってきた場合、お店などに入り、停車したらすぐにドアをロックしましょう。
できることなら、停車する前にロック出来れば、ロックしておくことをおすすめします。
そして外には絶対に出てはいけません。車の中で待機しましょう。
そとから車を叩かれたり、蹴られたりするかもしれませんがじっと耐えましょう。
110番する
先程の続きになりますが、車内で待機しているところで110番しましょう。
状況を説明して助けを求めましょう。
車に同乗者がいる場合はその同乗者に目立たないようにして、状況を録画してもらいます。
是非ドライブレコーダーの取り付けを
あおり運転をうけてしまって状況を説明する際に非常にドライブレコーダーが役にたちます。
相手の姿、顔、車のナンバープレートも記録に残すことができます。
ドライブレコーダーを取り付けていない方は保険として是非取り付けをおすすめいたします。
また、後部のドライブレコーダーが取り付いていると、後続車もあおり運転しにくくなりますので、おすすめです。
まとめ
あおり運転をうけないようにするこころがけとあおり運転をうけてしまった場合の対策について紹介いたしました。
車を運転する場合はやはり、運転に余裕をもって、いつもゆずりあいの精神がみんなにあれば、イライラせずあおり運転などおこらないと思います。
あおり運転をうけてしまわないようにできるだけ配慮する気持ちも必要になりますが、安全運転を心がけていっていただきたいと思います。